嵯峨里の作品
![](https://static.wixstatic.com/media/f3d48c_65d06302c23347a6adb4b32610f51b9c~mv2_d_2448_3264_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_1307,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/f3d48c_65d06302c23347a6adb4b32610f51b9c~mv2_d_2448_3264_s_4_2.jpg)
見ての通り、嵯峨里の看板です。
![](https://static.wixstatic.com/media/f3d48c_9db4caf5fb4d416da94e91bb52c7df13~mv2_d_2448_3264_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_1307,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/f3d48c_9db4caf5fb4d416da94e91bb52c7df13~mv2_d_2448_3264_s_4_2.jpg)
上の写真と似ていますが、デザイン違いです。
先日、嵯峨里の作者とお話しする機会があり、
その時にお持ちでいらした作品を見せてくれました。
最近のブログの更新ネタがないだろう、という配慮です。ありがとうございます~
この方の木工は、つやつやでピカピカでカラフルです。
かといって、嵯峨里の作者が木目を好まないのかというと違います。
木目や素朴な木の持ち味も好まれていらっしゃいますが、
ご本人のセンスがつやつやでピカピカのカラフルに発揮されやすいのです。
いやまぁしかし、本当に根気強い作品が多いことには毎度毎度驚かされます。
性格なのでしょうか。
![](https://static.wixstatic.com/media/f3d48c_b435b6d355794b38be5263dae3316bc7~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_1242,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/f3d48c_b435b6d355794b38be5263dae3316bc7~mv2.jpg)
これは、吊るして飾るつもりだったけどテグスを付ける前だとかで、
ご紹介頂いた時に、地べたに置くのも変ですねぇ・・・となって、
作者に手で持ってもらいました。
作品は大体そうなんですけれど、パーツの表・裏・コバの色が違うのです。
本当によくここまで丁寧に色を塗り分けて盛り込むものだ、と感心します。
![](https://static.wixstatic.com/media/f3d48c_704b71363e0748178ff28191bf55f6e7~mv2_d_2448_3264_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_1307,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/f3d48c_704b71363e0748178ff28191bf55f6e7~mv2_d_2448_3264_s_4_2.jpg)
これなんて、2mもあります。ご本人が測ったら2mだった、と仰ってます。
2m分の歯車を作って色を塗り分け、
それぞれが噛み合って稼動するように作りました。
これもまた、それぞれパーツの表面・裏面・コバの一つ一つが色が違うのですが、
一体これを作っている間、彼は何を考えているのだろうと余計なことを思います。
私は自分がここまで几帳面に、
長時間に渡る繊細な作業に意識が続かないからなんですが、
世の中には、こうしたことが出来る人がいるんですね。
素晴らしい才能の賜物です。
![](https://static.wixstatic.com/media/f3d48c_7355a04d325541469dc6a732370ede7e~mv2_d_3264_2448_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/f3d48c_7355a04d325541469dc6a732370ede7e~mv2_d_3264_2448_s_4_2.jpg)
ここまで写真を見て、ご覧になった方は思うかもしれません。
なんで外で写真を撮ったのか。
この方の作品は、以前から写真に撮る度、
一つの悩みが付いて回ったのですが、
その悩みが今回の屋外撮影の理由です。
色です。光の種類と強さで、色が思うように写真にならないのです。
色はこの方の作品の一番主張する部分ですから、
これがちゃんと写真に写らないと、
写真を見た人たちにも感動が伝わりにくいのです。
だけど、自然光の中なら良いか、というと、それもそう簡単ではなくて、
自然光でも光の量や強さや、光の取り込み方が相当影響すると分かり、
この方の作品を取るときだけは、本当にこの撮影部分で苦戦するのです。
(私がカメラマンの職業であったら、
こんなことで苦労しないのでしょうけれど、
写真を撮る私はカメラだとか写真だとかには全くの素人ですから、
こればかりはどうにも良い方法が分かりません)
今回は、大型のものということもあり、天気は晴れていましたし、
夏の強い日差しではなかったので、
これは屋内で写真を撮るより外の方が良いという判断でした。
一番良いのは、彼の作品を直に見て頂けることです。
どうぞ嵯峨里のテントがあるイベントに赴くことがありましたら、
皆さんに是非、実物のカラフルな作品を間近でご覧頂きたいです。
それが本当に一番感動するからです。